「ママだから安くていい」を、やめよう -その価格は、あなたの価値を下げていないか
「ママだし、副業だし、このくらいで大丈夫です」
これまで何度、この言葉を聞いてきたでしょう。
きっと悪気はありません。
むしろ、謙虚さや遠慮から出てくる言葉です。
でも私は、そのたびに少しだけ、もったいないと思ってしまいます。
その価格、本当に“妥当”ですか?
「安いほうが選ばれる」は本当か
副業だから。
ブランクがあるから。
実績がまだ少ないから。
だから少し安く。
気持ちは分かります。
けれど、価格は「あなたの立場」ではなく、「提供する価値」 に対してつけるものです。
・その仕事で、誰のどんな課題を解決するのか
・その成果が、どれくらいの時間やコストを削減するのか
・もし社内でやるなら、いくらかかるのか
そこから考えるべきです。
“ママだから”という理由は、本来、価格の根拠にはなりません。
時給換算の落とし穴
もう一つ、よくあるのが「時給思考」です。
「家でできるし、時給1,000円くらいで十分かな」
でも、リモートワークはアルバイトではありません。
・スキルの蓄積
・責任の所在
・成果物への信用
これらはすべて価格に含まれます。
さらに言えば、時給思考のままだと、単価は上がりません。成果物で評価される働き方に移行するには、自分の仕事を「作業」ではなく「価値」として捉える視点が必要です。
「副業価格」が市場を歪ませる
安く受けることは、一見やさしさのように見えます。でもそれが広がると、
・本来の適正価格が見えなくなる
・継続できない働き方になる
・「ママは安い」という前提が固定化する
結果として、自分だけでなく、次の人の選択肢も狭めてしまう。価格は個人の問題であると同時に、市場へのメッセージでもあります。
適正価格で受けるという勇気
もちろん、最初から高単価を提示するのは勇気が要ります。
でも大切なのは、「高くすること」ではなく「根拠を持つこと」 です。
・この業務範囲だから
・この成果レベルだから
・この工数がかかるから
説明できる価格であれば、それは堂々としていていい。
安さで選ばれるより、価値で選ばれるほうが、長く続きます。
Re:mama (リママ)が目指すこと
Re:mamaは、“ママ向けの安価な人材サービス”を目指していません。
目指しているのは、家庭と両立しながらも、プロとして対価を得る働き方。
時間に制約があっても、責任と価値は変わりません。だからこそ、「ママだから安くていい」という発想からは、少しずつ離れていきたい。
価格を上げることがゴールではありません。自分の仕事を、自分で正当に評価できるようになること。
それが、しなやかな自立の一歩だと思っています。
そしてその一歩が、次の誰かの働きやすさにもつながっていく。
そう信じています。
